【佐賀市】名画と本と和紙の夢。泊まれるアートミュージアム「ペンギンルーム 嬉野」が7/7(月)七夕の日に誕生!
佐賀・嬉野温泉に、唯一無二の「アートな癒しの部屋」が誕生します。開館1周年を迎えた「ペンギンミュージアム」の世界観をそのまま宿泊空間に閉じ込めた新コンセプトルーム「ペンギンルーム 嬉野」が、2025年7月7日(月)にオープンします。予約受付は6月10日(火)よりスタートしています。

※引用元:プレスリリース
1300年の歴史ある嬉野温泉街に佇む和多屋別荘の建物に、大正ロマンの情緒と現代アートが融合した特別なルームとなります。
この新客室は、イラストレーター・さかざきちはるさんの絵本や原画に囲まれる、まさに泊まれるミュージアムと呼ぶにふさわしい一室です。

※引用元:プレスリリース
中でも注目すべきは、佐賀伝統の「名尾手すき和紙」に描かれた全長2メートルの壁画アートです。これが、さかざきさんにとって初となる和紙への挑戦作という点に心がときめきます。ペンギンの静かな佇まいと、和紙の凛とした存在感が響き合い、訪れる人の心に何かを残すでしょう。
室内には絶版絵本や貴重な原画がずらりと飾られています。普段は見ることも触れることもできない作品が、ここでは手の届く特別として並びます。これらは、さかざきさんの私物を借り受けて展示されたもの。ファンにとっては聖地巡礼ともいえる体験になるはずです。
さらに7月6日(日)には、オープン前日の記念イベントも開催されます。

※引用元:プレスリリース
同日13時からは、作者本人によるサイン&トーク、15時からは限定10名のルームツアーなどアートと物語、そして温泉地ならではの祈りの文化が交差する一日になりそうです。
さらに七夕にちなんだ短冊奉納企画も6月21日(土)〜7月7日(月)の期間に開催となります。
空間設計は、ミュージアムと同じく建築設計事務所「OpenA」が担当。さかざきさんの世界を、心地よく、丁寧に、空間として翻訳してくれます。アートが押しつけがましくなく、静かに浸透していく心地よさは、和多屋別荘ならではの美学かもしれません。

※引用元:プレスリリース
現在開催中の第4回企画展「ペンギンと色」では、前期と後期に分かれて“色の記憶”をたどる展示が展開中です、。後期では《緑・青・藍・紫》の世界が広がり、絵の具のかけらや色見本も併せて展示され、絵を「見る」だけでなく、「色を感じる」ことができる構成も見逃せません。
暮らしにアートを、旅に物語を。「ペンギンルーム 嬉野」は、そんな願いにそっと寄り添ってくれる場所になるでしょう。