【佐賀県】名護屋城博物館で、テーマ展「名護屋城博物館コレクション展2026 暮らしと祈りのかたち」が3/20より開催
佐賀県唐津市にある佐賀県立名護屋城博物館で、テーマ展「名護屋城博物館コレクション展2026 暮らしと祈りのかたち」が開催されます。会期は2026年3月20日(金・祝)から5月10日(日)まで。観覧料は無料で、気軽に足を運べるのも魅力です。

佐賀県立名護屋城博物館
同館は「日本列島と朝鮮半島の交流史」を軸に、文禄・慶長の役や名護屋城、さらには唐津・東松浦地域の歴史文化に関する資料を収集・展示してきました。本展では、その豊かなコレクションの中から「暮らし」と「祈り」という視点に焦点を当て、地域を越えて人々の営みを見つめ直します。

展示では、町や村の様子を描いた古地図や写真、生活の現場で使われた道具、そして安寧や幸福を願う思いが込められた仏画や刺繍作品など、約60点の資料が並びます。朝鮮半島の信仰を伝える「七星幀画」や、縁起を担ぐ「鵲虎図」、さらに東松浦の捕鯨文化を物語る鯨解体用庖丁など、それぞれの土地に根ざした“生きた歴史”が静かに語りかけてきます。

名護屋城
また、今回の見どころのひとつが新規収蔵資料の公開です。正親町天皇の和歌懐紙をはじめ、時代の息遣いを今に伝える貴重な品々が初披露されます。権力や戦の歴史だけでなく、人々の日常や祈りに光を当てることで、より身近で等身大の歴史像を導き出している点が印象的です。

期間中には、歴史講座やギャラリートークも開催予定。専門的な解説を通じて、展示の奥行きをさらに深く味わうことができます。
遠い過去の出来事の中に、ふと自分たちと重なる感情を見つける瞬間があります。本展は、そんな静かな共鳴を呼び起こす場になりそうです。春のひととき、歴史の中に息づく人々の“暮らし”と“祈り”に、そっと触れてみてはいかがでしょうか。






