【佐賀市】喫茶室蝙蝠で9/7(土)に演劇『空想的形状記憶について』が開催!佐賀にゆかりある4人のキャストが紡ぐ特別な物語
佐賀にゆかりのある4名のキャストが集結し、特別な舞台をお届けします。舞台芸術の世界で、繊細な感情が交錯する物語『空想的形状記憶について』が、2024年9月7日(土)に公演されます。
佐賀県での演劇に特別な思いを持つ演出家と、地元にゆかりのあるキャストが心を込めて紡ぐ作品です。
会場は佐賀市にあるカフェ「喫茶室蝙蝠」で、公演は「朗読劇」と本編「演劇」の二部構成でお届けします。
カフェの落ち着いた雰囲気の中で、まるで小説を開くようにゆったりと物語を味わいませんか?
今回の舞台の脚本、演出を手掛ける松下莉久さんからあらすじや内容についてお話を伺いました。
『700wの明るさと10cmの勇気を 水が入ったボウルに入れて 苦しみを半分こにして炒めて 悲しみを5g笑顔で薄めて 最後に大さじいっぱいの愛情を注ぐ』
最愛の人との思い出を取り戻しにいくお話です。「演劇」という見て伝わるツールや「小説」という文字で伝わるツールを加えてそれぞれの良さが相見える物語となっています。
おそらく見てくださった方のストーリーの答えは人それぞれになるだろうと思います。色んな受け取り方がある。それが狙いでもあり、そんな部分も楽しんで頂ければと思っております。
また4人の内のキャストのひとりであるMisatoさん、今回の演劇で演技をされるのは初めてとのことで、なぜ今回引き受けたのかについてなどお話を伺いました。
松下さんとはorchidのMVに出演頂いたりなど交流はあり、何度か「役者やったら?」とお誘いはいただいてましたが、「私は歌を歌うことしかできない」とあまりやる気ではなく……。
ですが今回の作品の脚本を読み、それをいつもカフェライブをしている蝙蝠さんで初の演劇公演をやるということで彼もまた私と同じように新しいこと、楽しそうなことを始めるので「私も一緒にやりたい!」という気持ちになりました。
コロナ禍でライブが出来なくなったとき、たまたま寄った蝙蝠さんでライブができるという話を聞き、数年前に始めたカフェライブなんですが、段々と口コミが広がり今ではいろんなアーティストさんがそこでライブされているそうです…!
そんな中でまた新しいスタイルの芸術の場を作るかもしれない一員になれることは大変嬉しく思いますし、これがきっかけでいろんな役者さんが脚本を書き、ちょっとした演劇をここでやる方が増えれば佐賀の芸術が盛んになるきっかけになるのではと感じます。
蝙蝠さんは普通は喫茶や着物の販売などを行っている場所ですが雰囲気はとてもいいのでカフェが好きな方も気軽にお越しいただきたいなと思ってます。
みなさんとお会いできるのを楽しみにしてます。
公演の詳細は、以下の通りです。
小さな街 presents:
『空想的形状記憶について』佐賀公演
日時・場所:
9月7日 (土曜日)
喫茶室蝙蝠(こうもり)
開演時間: 13:00 / 15:30 / 18:00
公演時間:
朗読劇: 約20分
本編: 約30分
公演は合計で約1時間の二部構成となります。
キャスト:
松下莉久さん (佐賀東演劇部卒、現在東京・佐賀拠点)
江藤君佳さん (佐賀東演劇部卒、現在福岡・佐賀拠点)
アオさん (以前佐賀で脚本等担当)
Misatoさん (佐賀のバンドorchid所属、旧真珠雲)※今回の舞台ではMisatoさんの楽曲も使用されます。
料金:2,500円 + 1オーダー(喫茶代)
※各回まだ空いておりますがすぐ埋まってしまう可能性がありますのでお早めに。駐車場は近くの有料駐車場をご利用ください。
チケットは、キャストの方へDMを送っていただくか、喫茶室蝙蝠さんにお問い合わせください。
演劇が好きな方はもちろん、初めて観る方にも楽しんでいただける作品です。日常を愛おしむような物語に浸りながら、演劇体験をお楽しみください。
※取材ご協力いただきありがとうございます!