【多久市】豊臣秀吉の生涯をつづった一代記「絵本太閤記」展が、7/22~9/25まで多久市郷土資料館で入館無料で開催されています!
2022年7月22日(金)から9月25日(日)まで、豊臣秀吉の生涯をつづった一代記
「絵本太閤記」展
多久市郷土資料館で入館無料で開催されています!。
この展覧会では県の重要文化財多久家資料などに残された江戸時代の出版物の中から、読本(よみほん)と呼ばれる種類の本を紹介、「絵本太閤記」は、秀吉が様々な困難を知恵と度胸で乗り越えながら、天下人にまで出世していく物語となっています。
その他、「南総里見八犬伝」なども展示されています。開館時間は朝9時から16時までで、月曜日休館、祝日は開館します。※祝日が月曜日の時は翌火曜日が休館です。入館は無料です。
多久市郷土資料館では9月25日(日)まで、近世読本の秀吉「絵本太閤記」展を開催しています。豊臣秀吉の生涯を描いた江戸時代の小説ともいえる読本(よみほん)。その豊富な挿絵と本文を展示し、解説します。肥前名護屋城の図をはじめ、様々な戦国武将や合戦をぜひ見に来てください。 pic.twitter.com/ixw3xQY6mo
— 多久市郷土資料館 (@takushiryoukan) August 16, 2022
『絵本太閤記』は大坂で作られ出版された本で、『太閤真顕記』を主な要素として武内確斎が文章を、岡田玉山が挿絵をかきました。寛政9年(1797年)に初編が刊行され、人気を博して享和2年(1802年)まで7編84冊が刊行されました。絵本の名の通り、文章の合間にたくさんの挿絵が載せられています。その人気を幕府が見とがめ、発禁処分にされたほどでした。
この企画展では秀吉の誕生から、信長に仕え、結婚し、桶狭間、墨俣の一夜城、金ケ崎の撤退戦、中国大返し、賤ヶ岳の戦い、小田原城の戦い、肥前名護屋城まで、様々な物語が読めます。豊富な挿絵も見どころです。
ぜひ夏休み中にご家族で絵本太閤記など読本の世界に触れてみませんか?