【佐賀市】多布施川で水浴びをするアオサギのとても涼やかな風景がありました。
2022年5月後半、佐賀市の多布施川で足をつけて優雅に水浴びをしているアオサギの風景がありました。
観ているだけで、一瞬暑さを忘れるくらい涼やかな気持ちになりました。
多布施川は、昔から「水清く白砂青松(はくしゃせいしょう)の川」と親しまれていますが、もともとは嘉瀬川から分かれた自然の河川でした。
脊振山地からの多量の土砂により川床は高く、他からの排水が入りにくい特徴がありました。
佐賀の成富兵庫茂安より、嘉瀬川に取水施設・石井樋を作られ、多布施川から佐賀城下に飲料水、メーカー水、生活用水、周辺部への農業用水 を運ぶ水路にしました。
現在では、多布施川には、北山ダムから川上頭首工から流れてきた水と復元された石井樋を渡ってきた水が流れています。
天祐寺川と分派する大井手分水工で流れる水流、アオサギは、こちらで、しばしの休息をしていたようです。
とても穏やかな表情をして、いつの間にか川を離れ、飛び去っていました。
このあたりは、ホタルロードと言われ、キレイなホタルも飛び交っていることがあります。
野鳥やホタルを見ながら、初夏を感じてくださいね!
大井手分水工はこちら↓