【佐賀市】佐賀ロケ映画『架空の犬と嘘をつく猫』、世界15大映画祭で撮影賞の快挙

佐賀オールロケで撮影された、高杉真宙さん主演映画『架空の犬と嘘をつく猫』が、世界15大映画祭の一つ「タリン・ブラックナイト映画祭(PÖFF)」公式コンペティション部門に出品され、最優秀撮影賞を受賞しました。

引用元:プレスリリース

制作・出資は株式会社ヒューマックスエンタテインメント、監督はドラマ「愛に乱暴」などで知られる森ガキ侑大監督です。

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原作は、本屋大賞ノミネート作『川のほとりに立つ者は』の寺地はるなさんによる同名小説。脚本は、日本アカデミー賞脚本賞を受賞した『浅田家!』の菅野友恵さんが担当。主人公・羽猫山吹を演じるのは、『盤上の向日葵』やドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」への出演が続く高杉真宙さん。伊藤万理華さん、深川麻衣さんをはじめ、安藤裕子さん、向里祐香さん、安田顕さん、余貴美子さん、柄本明さん、さらにヒコロヒーさんや佐賀ゆかりのはなわさんなど、多彩なキャストが集結しています。


物語の舞台は、弟の死をきっかけに現実から目をそらすようになった母を筆頭に、それぞれが“不都合な真実”から目を背け、嘘を重ねながらも共に暮らし続ける羽猫家。約30年にわたる“機能不全”な家族の姿を通して、不完全で厄介なのに、どこか愛おしい家族のかたちが描かれます。

引用元:プレスリリース

今回の受賞は、長年日本映画界を支え続けてきたレジェンドカメラマン・山崎裕さんの撮影が高く評価されたもの。原作者の故郷・佐賀で全編ロケを行い、「日本らしく落ち着いていて、詩的で美しい映像」と、現地でも大きな反響を呼びました。審査員からは、精密な構図や抑制されたカメラワーク、色彩表現によって、家族が抱える葛藤を誇張することなくすくい上げた点が評価されています。8年ぶりにタリン・ブラックナイト映画祭へ戻った森ガキ監督は、「そんな映画祭で撮影賞をいただけたことを大変うれしく思います」と喜びを語り、「毎日撮影終わりに山崎さんと2人で反省会をした時間が何より尊い時間でした」と、山崎さんへの感謝の思いをコメントしています。

不完全で、やっかいで、でもどこか愛おしい――。家族の“嘘”と“絆”を丁寧に紡いだ映画『架空の犬と嘘をつく猫』は、2026年1月9日(金)より公開予定。佐賀の風景とともに描かれた家族の物語に、ぜひご注目ください。
109シネマズ佐賀 、イオンシネマ佐賀大和、 シアター・シエマ 、THEATER ENYAでの公開となります。

109シネマズ佐賀は、こちら↓

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