【佐賀市】映画「ら・かんぱねら」で伊原剛志さん、南果歩さんらが舞台挨拶 支援する会のメンバーに深い感謝
2025年1月31日(金)から佐賀市大和町のイオンシネマ佐賀大和にて先行上映中の映画「ら・かんぱねら」、1月31日(金)、2月1日(土)にかけて伊原剛志さん、南果歩さんらによる舞台挨拶が行われました。
1月31日(金)には南果歩さん、映画「ら・かんぱねら」を支援する会の顧問でもある佐賀県の山口知事、佐賀市の坂井市長、また支援する会の陣内会長らが舞台に登壇されました。
南果歩さんは支援する会のメンバーの皆さまに佐賀ロケでの撮影中とても支えられたと深い感謝の意を述べられました。
また撮影中にいただいたお味噌汁やお弁当、佐賀海苔や佐賀の空気のきれいさや果物のおいしさなど佐賀愛に満ちたお話をされていました。
2月1日(土)には伊原剛志さん、南果歩さんによる舞台挨拶
2月1日(土)には、上映後に映画で夫婦役を演じられた伊原剛志さん、南果歩さんによる舞台挨拶が行われました。
おふたりが舞台に上がると、支援する会の方からの花束贈呈がありました。MCをされていたかくもとさんから、伊原さんが着ていた衣装について聞かれると「今日はうちのスタイリストが東京から来たピアニストイメージで」とのことで真っ赤な薔薇が大きく描かれた衣装を観客に見せてくれていました。
また伊原さんは「佐賀のみなさんにやっと見て頂けておいはうれしか」と佐賀弁を交えて喜びを語ってくれていました。
そして南果歩さんは佐賀県知事に教えてもらったという「さが、さいこう」のポーズをしてくれました。
劇中の「ラ・カンパネラ」のピアノの演奏について聞かれると伊原さんは、実際に映画の中で描かれた徳永義昭さんと同様にピアノは未経験だったとのことですが、習い始めて6か月で撮影に入り、ご本人のもてる100%の力で11分間全てご自身で演奏されたとのことです。超絶技巧曲でありプロでも難しいとされる「ラ・カンパネラ」、伊原さんの努力が伝わるエピソードでした。
南さんも演奏後に、ほんとうに涙を流されてカットがかかった後、思わず「伊原くん、すごい!」といってしまったそうです。
また南さんも劇中でピアノを「浜辺の歌」を演奏されており、伊原さんが音符が少なくていいねと口にした撮影エピソードを語っていたら、南さんが「人にはそれぞれ役割分担があるの」と、会場の笑いを誘っていました。
また3月の寒い海の上で海苔漁の撮影がとても大変だったとのことで、演じていながら過酷な状況の中でピアノの演奏を続けた徳永さんのすごさを語っていました。
最後にはおふたりとも支援する会のメンバーへのみなさんへの感謝とまた映画に対する想い、佐賀への愛を語っていました。
佐賀市での先行上映、2月いっぱいはイオンシネマ佐賀大和で観賞することができます。
あらすじ:
九州佐賀の有明海で、海苔師一筋に生きて来た男は、ある日、フジコ・ヘミング演奏によるフランツ・リストの「ラ・カンパネラ」を聴いて、感動し身を震わせた。そして決意する。「この曲を弾きたい!」
プロのピアニストも怯むほどの難曲、フランツ・リストの『ラ・カンパネラ』。無謀だ、絶対無理、と妻や息子の猛反対を押し切り、音楽とは無縁だった52歳の男の、本気の挑戦が始まる。
日々苛酷な自然と闘う海苔師の仕事人としての姿を追いながら、その一方で夢とロマンを求めて、ひたすらピアノに立ち向かった海の男の1年間。海の男は、なぜ無謀と思われた「夢」を追い求めたのか?
その想いの裏には、反対する妻、息子、父親や仲間たちへの「愛情」と祖先から受け継いできた海苔漁という仕事への「誠意」と「誇り」があった。
ぜひ佐賀のみなさん、映画「ら・かんぱねら」を観てみませんか?また伊原さんの11分間の魂の演奏もお見逃しなく!
※掲載された写真は撮影許可を得ています。
映画「らかんぱねらを支援する会」様、取材ご協力いただきありがとうございます!