【佐賀市】7月1日から8月31日は「熱中症予防強化月間」です 予防や実際に熱中症になったら?
2024年7月に入り、毎日うだるような暑さが続いています。今後も30度を超す日が続く場合、昼間の外出は熱中症にならないように予防が必要です。
7月1日から8月31日は「熱中症予防強化月間」です。みなさんは予防のためにどんなことを実施していますか?
陽射しの強い日は、極力外出を避け、エアコンで温度を調節し室内にいるようにしましょう。外出する際は、朝方か、夕方など気温の落ち着いた時間にするか、日中外出せざるを得ない場合は、強い紫外線を浴びないよう日焼け止めを塗って直射日光を避けましょう。接触冷感の手袋や上着などを着用しましょう。日傘や、帽子なども活用しましょう。麦わら帽子など通気性のある帽子で蒸れないようにしましょう。
また経口補水液や、スポーツドリンクなどを摂取し体内の水分が不足し脱水症状などを起こさないように気を付けましょう。
車で移動される際は、エアコンのスイッチを入れましょう。ただ暑い日差しの中ではエアコンが効きにくい場合もありますので、駐車時にはサンシェードで影をつくり、車の中の気温の上昇を防ぎましょう。
犬などを外飼いしている方は、日中暑い時間は極力家の中に入れてあげましょう。犬には毛皮がありますので、暑さには耐え難く熱中症をおこす可能性があります。
また短時間だからといって、お子さんや高齢者の方、ペットなどを日中の暑い時間に車の中に残すことはしないようにしましょう。
実際に熱中症や脱水症状が疑われる場合は、太い血管のある脇の下、首、足の付け根・股の間を冷やしてあげましょう。涼しい場所に移動させてください。意識があり、お水を飲める状態であれば、経口補水液やスポーツドリンクなどを飲ませてあげてください。
意識が朦朧としている場合は、水分を無理に与えると誤って水分が気道に流れ込む可能性がありますので、経口での水分補給は禁物です。その状態にいたっている場合は、病院へ運ぶ、救急車を呼ぶなどしましょう。
自宅の庭がある人は、ワンタッチで組み立てができるタープテントやパラソルなどで日陰を作り、水を撒くなどするとお庭で涼しく過ごすこともできます。台風時などにはしまった方がいいですが、暑い日には日よけになります。ゼラニウムなどの植物を置いておくと蚊よけにもなります。
みなさんどうぞ熱中症には気をつけてお過ごしください。佐賀市には涼み処もありますのでそちらもぜひ活用してくださいね。