【佐賀市】佐賀市でマイナ免許証を取得するには? 2枚持ちのメリット・デメリットついても
2025年7月上旬、佐賀市川久保の佐賀県運転免許センターで「マイナ免許証」を新たに作ってきました。マイナ免許証は運転免許証とマイナンバーカードが一体となった“デジタル運転免許証”ともいえる新しいカードで2025年3月24日から施行されています。
私は今回マイナ免許証を取得した理由は、運転免許証を紛失してしまったからです。すぐに再発行をしなければとまず、佐賀警察署に紛失届を出しました。その際、お電話だけで受け付けてくれました。受取番号を教えていただき、その番号をメモに取り、翌日再発行に行きました。
再発行する際は必ず佐賀警察署に紛失届を出してくださいね。
運転免許センターに着くと、マイナ免許証もすぐにできるとのことだったので、どうせならと一緒に作りました。
マイナンバーカードと運転免許証の一体化とは?
マイナ免許証は、マイナンバーカードのICチップに運転免許の情報を記録し、カード1枚で両方の機能を担う仕組みです。券面には免許情報は記載されませんが、スマホの専用アプリやマイナポータルから確認することができます。
免許の保有形態は、次の3パターンから選べます:
従来の運転免許証のみ
マイナ免許証のみ
両方2枚持ち
私は再発行で「2枚持ち」を選びましたが、それぞれの形態に応じて手数料も異なります。
現時点では、佐賀市内在住の場合、再発行、更新ともに運転免許センターのみとなります。
実際に使ってみて感じたメリット
財布がスリムに:マイナカードと免許証を一体化できるのは、身軽でスマートな印象です。これからの行政サービスがマイナンバー中心に進化していくことを考えると、対応の第一歩のような気がします。
ワンストップサービスに期待:マイナ免許証のみを保有している場合、市役所で住所や氏名を変更するだけで、免許証の変更も自動で反映されます(要申請)。免許センターに足を運ぶ必要がなくなるのは大きな利点です。
オンライン講習が可能に:優良または一般運転者でマイナ免許証を持っていれば、更新前に自宅で動画講習が受けられます。更新手続きのために川久保の運転免許センターまで行かなければいけませんが、先に講習を受けておくと、免許証更新がよりスムーズになります。
経由地更新がスムーズ:マイナ免許証を持っていると、他県での更新(経由地更新)も初日からOKです。手続きが即日完了するのも魅力的です。
また2枚持ちならどちらかを紛失した場合、運転免許センターでの再発行時に車に乗っていくことができます。佐賀駅からバスで行くこともできますが、自分で運転していけるのはメリットだと思います。
デメリットと注意点
有効期限が分かりづらい:マイナ免許証の有効期限はカード券面に書かれておらず、うっかり失効してしまう可能性が。マイナポータルなどでの定期的な確認が必須です。
署名用電子証明書が重要:オンライン手続きやワンストップサービスを利用するには、6~16桁の署名用暗証番号が必要。これを忘れたりロックされたりすると、再発行や手続きのやり直しが発生します。
2枚持ちは逆にややこしい?:便利なはずの2枚持ちですが、「どちらを提示するべきか」迷う場面があります。特に国外で運転する予定がある方は、従来の免許証も持っておいたほうが安心です。マイナ免許証だけだと、結局マイナポータルを開くためにマイナ免許証を所持しなければいけません。
マイナカード紛失時のリスク:マイナ免許証のみを持っている場合、カードを紛失すると運転免許センターに再発行申請する際、1枚持ちなら運転も不可になります。再発行や再記録には時間がかかるので注意が必要です。
手続きに必要なものと受付場所
一体化には、「有効なマイナンバーカード」「現在の運転免許証」が必要です。
免許更新や取得と同時に一体化手続きを行う場合は運転免許センターまたは試験場でとなります。保有形態のみの変更は、平日に限りエリア外警察署(唐津・伊万里・武雄・鹿島)でも可能です。エリア外警察署では後日交付になりますが、免許センターなら最短1時間で交付されます。
費用について
例えば、免許更新時の手数料は次の通りです。
運転免許証のみ:2850円
マイナ免許証のみ:2100円
両方2枚持ち:2950円
オンライン講習を選ぶと、講習手数料が優良・一般ともに200円とお得になります。
今回は運転免許証のみ再発行でマイナ免許証は新規取得だったため2600円でした。
新規取得手数料
運転免許証のみ:2,350円
マイナ免許証のみ:1,550円
両方2枚持ち:2,450円
佐賀市でマイナ免許証を作ってみて、確かに手続きは丁寧でわかりやすく、将来的な利便性も高いと感じました。
ただ、便利な反面、自分のライフスタイルや使い方に合わせた慎重な選択が必要です。特に、有効期限や紛失リスクには注意しておくべきでしょう。