【佐賀市】心を射抜くリアリズム「写実絵画の精鋭展」佐賀県立美術館で5/18(日)まで開催中
現実よりもリアルに感じられる、そんな錯覚すら覚える絵画と出会える展覧会が、2025年春、佐賀県立美術館で開催中です。
写実絵画の精鋭展―ホキ美術館コレクション―」は、3月20日(木・祝)から 5月18日(日)まで、2・3・4号展示室を舞台に展示されています。
本展は、写実絵画の最前線を走り続けた4人の画家、森本草介氏、野田弘志氏、小尾修氏、島村信之氏にスポットを当てるとともに、九州ゆかりの若手や中堅作家にも光を当てる構成です。
森本氏が描く音楽が聞こえてくるような女性像、野田氏が問いかける「存在」の重み、小尾が見つめ続ける日常の痕跡、そして、惜しまれながら2024年に逝去した島村氏が光の中に見出した「生命の美」それぞれの作品には、作家が人生をかけて追い求めた真実が息づいています。
写実絵画の魅力は、じっと見つめるうちに誰もがその奥にある物語や感情とつながっていきます。それはまるで、静かに自分の心と向き合う時間、絵の前で立ち止まったとき、あなた自身の記憶や感情がそっと顔を出すかもしれません。
一般 1,600円(1,400円)
大学・高校生 1,200円(1,000円)
小中学生 500円(300円)
未就学児 無料
※( )内は前売り・割引料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・
特定疾患医療受給者証・特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方とその介助者1名は半額
※佐賀県立博物館美術館メール会員は前売り価格
また期間中、基本的に月曜日は休館ですが、GW期間中の5月5日(月・祝)、5月6日(火・振休)は開館、4月28日(月)、5月7日(水)は休館となっています。
生涯忘れられない一枚に出会えるかもしれないこの春、ぜひ佐賀県立美術館で、目で観て、心で感じる「写実」の世界を体感してください。