【多久市】戦後80年を見つめ直す、7/12(土)~9/15(月・祝)まで多久の記憶をたどる企画展「戦地へ送るふるさと」
戦後80年の節目を迎える今年、多久市では、戦時下の暮らしと記憶をたどる特別企画展「戦地へ送るふるさと~『郷土勇士慰問写真集 郷土のおもかげ』にみる 戦時下の多久~」が、2025年7月12日(土)から9月15日(月・祝)まで開催されています。
会場は多久市郷土資料館2号展示室となります。展示の中心となるのは、東多久村・西多久村・北多久村・北多久村中之原区で作られた「慰問写真集」です。これは、軍務に就いた家族や友人にふるさとの様子を届けようと撮影・編集されたもので、当時の暮らしや人々の姿が静かに語られています。

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太平洋戦争終結から80年。旧多久5か村からは、あわせて1069人もの方々が命を落としたと記録されています(『多久市史第三巻 近代編』より)。

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写真に写るふるさとの光景と、そこに生きた人々の姿は、戦争の重みとともに、変わらぬ郷土のあたたかさを今に伝えています。
会期 7月12日(土)から9月15日(月・祝)
開館時間は9時~16時、月曜休館(祝日の場合は開館し、翌火曜が休館)となっています。入場は無料です。
また、学芸員による展示解説も7月26日(土)、8月9日(土)、9月13日(土)の各日14時から予定されています。

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解説を通じて、より深く写真に込められた思いや時代背景にふれることができます。

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郷土の記憶を受け継ぎ、未来へと語り継ぐきっかけとなるこの夏の企画展。ぜひ足を運んでみてください。