【佐賀市】佐賀など九州北部が史上まれに見る早さで6/27(金)頃に梅雨明け 

気象庁は、佐賀県を含む九州北部地方が2025年6月27日(金)頃に梅雨明けしたとみられると発表しました。これは平年(1991年~2020年)より22日も早く、昨年よりも20日早い、きわめて珍しい早さとなっています。

佐賀県佐賀市 晴天

※写真はイメージです。

梅雨明けの発表は、実際の天候経過をもとにして後から判断される速報値で、数日続く天気の移り変わりを見ながら「この日を境に梅雨が明けた」とされる中日を目安にしています。

佐賀県 晴れ曇り

※画像はイメージです。

したがって、後日「確定値」が発表されるまで多少の修正が入る可能性もありますが、それにしても今年の梅雨明けは異例の早さと言えるでしょう。

今年の梅雨入りは6月8日(日)頃と平年より5日遅く、梅雨期間はわずか20日間ほどにとどまりました。例年であれば7月中旬まで続く梅雨が、6月中に終わってしまったことは、農業や水資源の面でもさまざまな影響をもたらすことが予想されます。例えば、雨量が少ないことで農作物への水不足が懸念される一方、日照時間の増加により作物の生育が順調に進むという側面もあります。

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また、早い梅雨明けは生活面にも変化をもたらします。洗濯物が乾きやすくなる、外出がしやすくなるなど、天候の安定は歓迎されがちですが、その反面、強い日差しと暑さによる熱中症リスクも高まります。すでに佐賀地方では30度を超える真夏日が観測されており、こまめな水分補給や冷房の適切な使用など、体調管理には一層の注意が必要です。

温度 熱中症

※写真はイメージです。

なお、今回の発表はあくまで速報値のため、今後の気象状況により修正される場合があります。

本格的な夏の始まりを迎えた佐賀。季節の移り変わりを楽しみながら、熱中症対策や節水意識を忘れずに、健やかな夏を過ごしたいものです。

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