【佐賀市】黄金の茶室も特別展示!特別展「桃山三都―京・大坂と肥前名護屋―」が1/29(水)まで開催中!
織田信長の後を継ぎ、天下統一を目指した豊臣秀吉が築いた壮大な都市群をテーマにした特別展「桃山三都―京・大坂と肥前名護屋―」が、2025年1月29日(水)まで佐賀県立美術館で開催されています。
本展では、秀吉の都市整備事業とともに、肥前名護屋が果たした役割やその歴史的意義に迫ります。
秀吉は京に聚楽第(じゅらくだい)や伏見城(ふしみじょう)を、大坂には大坂城を築き、都市整備を推進しました。
その一方で、文禄・慶長の役(1592–98)の出兵拠点として、現在の佐賀県唐津市名護屋に名護屋城を築きました。名護屋は秀吉や徳川家康、前田利家ら全国の武将が陣を構え、城下には約20万人が集まる一大都市へと発展しました。
その賑わいは「城石垣は京都にも勝り」「天守なども聚楽第に勝る」と評され、京や大坂に匹敵する存在感を放ちました。
本展では、京・大坂・肥前名護屋を《桃山三都》と位置付け、豪華絢爛な桃山文化を再確認するとともに、名護屋の都市としての実像を描き出します。
展覧会情報
名称: 特別展「桃山三都―京・大坂と肥前名護屋―」
会場: 佐賀県立美術館 2、3、4号展示室
会期: 2024年12月6日(金)―2025年1月29日(水)
開館時間: 9時30分ー18時
休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日―1月1日)
※1月13日(月・祝)は開館、1月14日(火)は休館。
観覧料
当日一般: 1,400円
前売一般: 1,200円
二度見券: 2,200円
※高校生以下、障害者手帳又は特定医療費(指定難病)受給者証の所持者とその介助者1名は無料。
※佐賀新聞Begin会員、佐賀県立博物館・佐賀県立美術館のメール会員、20名以上の団体は前売一般価格。小学生以下は要保護者同伴。
また4号室には佐賀県立名護屋城博物館から黄金の茶室が特別展示されており、手に触れることはできませんが撮影は可能です。
他にもプロジェクションマッピングを楽しむことができます。
関連イベント: 博物館・美術館セミナー
タイトル: 「大明国より勅使名護屋までこし候―豊臣秀吉と文禄・慶長の役―」
日時: 1月11日(土曜日) 13時30分―15時30分
講師: 浦川和也さん(佐賀県立博物館副館長)
会場: 佐賀県立美術館2階画廊
聴講料: 無料
定員: 約30人(事前申込み不要)
桃山三都の来場者アンケートに答えると、ポストカードが1枚プレゼントされますよ♪
本展覧会は佐賀新聞創刊140周年記念事業の一環として開催されます。名護屋の壮大な歴史と文化の一端をぜひ体感してくださいね。