２０２３年１０月１４日（土）からは、佐賀県内最低賃金が１時間あたり８５３円から９００円に引き上げられます。

佐賀県では有効求人倍率が高水準で推移しており、あらゆる業種において慢性的な人材不足の状況が続いています。

持続的な発展・成長のために、県内企業の収益力向上を図り持続的な賃金の引き上げや人材確保、企業の成長といった好循環を生み出していくため、県内企業（中小・小規模事業者）の収益力向上に向けた取組を支援し、持続的な賃金引き上げを後押しするための「佐賀型賃金UPプロジェクト」を実施しています。

第１に、佐賀型賃金UP支援チームでは、県内企業（中小・小規模事業者）の収益力向上に向け、関係機関が結集し、売上分析、販路拡大、業務改といった支援の他、助成金申請手続き支援、セミナー開催など経営課題の解決に向け、「ALL佐賀のチーム」により１０月５日（木）から来年の３月末までサポートします。

県（産業政策課、産業人材課）、佐賀労働局、佐賀財務事務所、九州経済産業局、県産業イノベーションセンター、県内商工・士業団体などが佐賀型賃金UP支援チームに参加する企業や関係機関となります。

第２に、佐賀型賃金UP支援補助金として事業場内最低賃金を３％以上引き上げる県内に店舗や事業所を有する小規模事業者が実施する生産性向上の取組に対し、補助金を交付します。

※写真はイメージです。

補助率は、補助対象経費の３分の２以内で補助額は法人の場合１事業場に付き上限を１２０万円、下限を３０万円、個人の場合１事業場に付き上限を６０万円、下限を１５万円とします。
申請期間は、１０月５日（木）から１１月６日（月）までです。申請方法は郵便または宅配便にて受付となります。

また佐賀県主催や九州経済産業局主催、商工団体等主催などで各種セミナーが実施されます。セミナー情報などは順次更新されますので、各公式サイトをご覧ください。

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ