厳木町にある「環境芸術の森」が、２０２０年１１月１日（日）〜１１月３０日（月）まで、紅葉シーズン特別公開されているとの事で行ってきました。（※環境芸術の森は通年散策できますが、風遊山荘は特別公開の時期のみ公開との事です。）

環境芸術の森は、日本造園連合会会長賞など様々な受賞歴を持つ環境芸術家の鶴田正明さんが、厳木町の作礼山に「風遊山荘」を建築し３０年かけて造られた私有林です。

「風遊山荘」から見える風景。

この森を造られたきっかけは、鶴田さんの息子さん（次男の方）が１７歳の時、原因不明の病で若くしてこの世を去られ、食べ物や環境問題を考えた事からだったそうです。そして

「最終的に人間を守るのは、きれいな空気、それを作り出すのは森である。」

と思われたそうです。

そこから厳木町の平之の作礼山で、１本１本もみじの木を植樹され、環境芸術の森が造られました。今では１万本以上のもみじの木が植樹されているそうです。

岩肌を流れる水のせせらぎ、澄んだ空気、木や山の息吹を感じられる大切に育てられたとても美しい森。そこにいると穏やかな優しい時間が流れます。

野点傘の下では、抹茶や葛切り（有料）を頂きながら紅葉を楽しむ事もできます。

風遊山荘の１階でも甘酒やコーヒー（ホット・アイス）をそれぞれ３００円で頂けます。

入園料は大人７００円、子供３００円、幼児無料、２０名以上の団体客６００円です。杖の無料貸し出しもあります。９：００〜１６：００まで可能です。

ぜひみなさんも美しい環境芸術の森の中で、秋の紅葉を鑑賞されてみてくださいね。　　

環境芸術の森はこちら↓

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ