【佐賀市】9月20日〜26日は、動物愛護週間です。県が取り組む動物愛護。数値規制って?26日は、佐賀県出身の山田稔明さんのオンラインLiveも。

2020年9月20日(日)〜9月26日(土)までは、動物愛護週間となっております。

佐賀市 動物愛護週間 猫

佐賀県の動物愛護推進計画とは?

佐賀県では、動物愛護推進計画により、動物愛護事業の推進やふるさと納税による犬猫譲渡事業の支援などを行っております。主な内容です。

  1. 犬猫の殺処分の削減
  2. 犬猫譲渡施設「いっしょけんね」(武雄市)の設立
  3. 譲渡後の犬猫去勢避妊手術の一部助成
  4. 犬猫譲渡施設の獣医師による往診、治療
  5. 譲渡後のマイクロチップの挿入
  6. 地域猫活動支援事業

佐賀県出身の愛猫家の9月26日(土)山田稔明さんのオンラインLiveも開催されます。

Sippo主催の動物愛護週間チャリティーイベント「みんなイヌ、みんなネコ」の中で、9月26日(土)にGomes the Hitman(ゴメスザヒットマン)のボーカルでもあり、猫エッセイストの佐賀県出身の山田稔明さんのオンラインLiveが開催されます。

とても素敵な歌声ですので、ぜひ聴かれてみて下さいね。その他、特設サイトで犬猫の写真展や、オンライン譲渡会、トークイベントなども開催されているそうです。(映像は後からでも見る事ができます。)

【佐賀市】保護猫の譲渡会が、予約制で8/23(日)イオンモール佐賀大和店で開催。ブログでのオンライン譲渡会も行っています。

最近よく耳にする数値規制とは?

ペットショップで販売される子犬や仔猫を産む為、身動きが取れないような狭いカゴの中で、何度も繁殖をさせられ、ボロボロにさせられ、その一生を終える繁殖犬や猫も多くいました。

佐賀市 動物愛護週間 犬猫

※写真はイメージです。

その為、動物愛護管理法の中で、猫カフェなどを含む犬猫の販売取扱業者に対して、繁殖回数やケージの大きさ、飼育数などの数値に基準を設け規制をしようというのが数値規制と言われています。

この環境省の基準案により、繁殖業者より多くの反発の声も上がっている模様です。今後もより厳しい規制をし、犬や猫に限らず数値規制を望む声や、生体販売禁止する方がいいという意見もあります。

View this post on Instagram

9月20日から26日は動物愛護週間 です????️ 殺処分のこと、繁殖犬猫の存在、移動販売など、犬猫を取り巻く悲しい現実を、多くの方に知っていただくために、リーフレットをつくりました。 作成は @catandanimals25reiko さん。 撮影は @photomerry2013 さん。 そしてモデルのアリスちゃんは @negiko888 さんの愛犬、繁殖犬として8年近くも地獄のなかにいました。 2枚目にはお家にきてすぐのアリスちゃんの様子? 獣医さんからは「このこは恐らく今まで人から抱かれたことがないのだと思う」と言われたそうです。 初めての抱っこだったのかな。不安と恐怖と…でもぬくもりに身を委ねているような。 こちらのプロフィールにあるラベンダーリボンホームページより、リーフレットをダウンロードいただけます? わたしたちにできる5つのこと→チラシを配る  SNSをやっていない方にも情報を届けていただくため、ご協力頂けます方はお願いします。 印刷方法等についてはホームページをご参照ください?️ 裏面には愛護に関する基礎知識を入れました。3枚目以降がその内容になります。 @negiko888 さんのアリスちゃんがやって来た頃の投稿より。転載させていただきます。 ✉️ あなたの頼りなげな、全てを受け入れる姿をみていると胸が苦しくなります。 生まれてから8年近く、外に出た事がなくお散歩もした事なかったんだね。 いつもいつもお腹すかせていたんだね。 初めて外に出られる時は、保健所に行く時だってね。 気に入られようと、私の顔を見て、オドオドしながらビクビクしながら、いつも抱っこされたがってるアリス。 歯はまだ7歳と10ヶ月なのに、ボロボロになって、体力ができたら手術ですが、ほとんど抜かなければいけないみたいです。 無理な繁殖と栄養失調が理由だそうです。 あなたの後ろに、何千匹というアリスがいると思うと自分の無力を感じます。 繁殖犬の法規制を望んでいます。 お願いします。繁殖犬の飼育の改善を。 先進国の中で、もっとも動物愛護法が遅れている日本。拡散をお願いします。 #保護犬猫と家族になろうrl

A post shared by ラベンダーリボン (@lavenderribbon_) on

View this post on Instagram

「繁殖犬という生涯 / 後編」 . . . . 16-Kがいなくなると、 私は胸に穴があいた。 . 何とか堪えていた心の杖が外れ、 私を支えていたものが ガタガタと音を立てて崩れて行く。 これから何を頼りに、何を糧に、 何を支えに生きていけば良いのか、 私にはまるで分からなくなってしまった。 . 私は日々、実感していた。 彼女がいかに偉大な存在であったかを。 生きる力とはつまり、 誰かを思う力だった。 この耐え切れぬ苦痛の世界の中で、 たった一人の友人を、 たった一人の家族を、 私は遂に失った。 . 痛みは日増しに強くなり、 食べる気力を無くした。 僅かな水さえ、もう欲しない。 顔をあげることも、 目を開くことさえ、 もう出来なくなっていた。 . . . 私は7度目の赤ちゃんを身篭っていた。 子宮は癒着し、傷口は爛れ、 切開はもはや不可能だと思われた。 . 取り出したら これも終わりだ。 後でまとめて運べ。 . 男の声が 微かに耳に届いた。 . . 切開の痛みは、言葉にならない。 脳天に雷が落ちるような衝撃で、 体中の血管が破裂するくらいに壮絶だ。 鈍器で殴りつけられるような、 焼き尽くされるような痛みが子宮を貫通する。 嘔吐するが、もう吐瀉物もない。 意識のギリギリのところで 助けてくれと叫ぶ。 お願い、誰か。 誰か助けて。 . 誰も助けてはくれない。 誰も救ってはくれない。 わかっているのに。 16-Kのところに行きたい。 神さま、もう、私を赦して。 もう、私を殺して欲しい。 . . 取り上げられた血まみれの我が子。 こうして、幾度となく。 一体今どこで、何をしているだろう。 愛する子供達よ、私は一日だって、 あなたたちを忘れたことがない。 あなたが何処で誰と生きていても、 私のことなど思い出すことがなくても。 私は一日だって、 あなたたちの幸せを願わない日はない。 ママの分まで、どうか生きて。 きっと、幸せに。 . . . そして私はまた、 独りになった。 . 粗末に閉じられた子宮から、 一筋の血が流れていた。 暗闇の中まんじりともせずに、 私はそれを見つめていた。 . この命の灯火。 この火が静かに灯された日。 この火が静かに消される日。 誰にも知られず、 誰に祝福されることも、 誰に悲しまれることもない。 . 闇に生まれ、 闇に消える命。 . . . . 夜が明けた。 . 残念なことに、 私はまだ生きていた。 意識は微かにあり、視界は白けていた。 手足の感覚はもう、ない。 しかしこれほど死に近付いていても、 子宮の痛みが私を解放することは無かった。 . . 私と幾つかの亡骸を乗せた車は、 山道を奥へ奥へと走って行った。 それは生涯最後のドライブで、 生まれて初めて見る外界の景色だった。 . . やがて車は速度を落とし、 私たちは、ビニールシートの中に ゴミのようにまとめられ、 山の傾斜に向かって 一気に投げ落とされた。 . 男は去って行き、 車ごと、跡形もなく消えた。 . . . . やがて、 サーっと音を立てて、 生温かい霧の糸が顔を打ち付けた。 . 雨だ。 . 枯れ葉の感触。 濡れた土の匂い。 木々の鮮やかな色。 隙間から落ちる糸のような雨。 . 何もかもが、美しかった。 空は暗く燻んでいたけれど 世界は何て色鮮やかなんだろう。 風の音。鳥のさえずり。 命の歌が、聴こえる。 . . 私は雨をもっと感じたくて、 最後の力を振り絞り、顔を上げた。 . 死を痛む、温かな雨。 雨は、流して行った。 私の瞳から止めどなく落ちる涙と共に、 ゆっくりと、静かに、 全てを流して行った。 . 絡みついた糞尿も、 体中の傷の痛みも、 沢山の暴力の日々も、 大切な友人や、 愛しい子供達の記憶も。 . . . やがて私は、痛みから解放され、 雲の切れ目に引き寄せられた。 . この美しい大地よ。 この醜い世界よ。 . さようなら。 . . . . . .

A post shared by ??? (@anihiak_animalrights) on

今後どのように話し合いが重ねられて行くのか、いずれにせよ、犬や猫、うさぎ、鳥、爬虫類、野生動物などすべての動物たちが、人間との共生の中で安全で整った環境で生きていけるようにあって欲しいものですね。

佐賀県犬猫譲渡センター「いっしょけんね」はこちら↓(来所の際は事前連絡をお願いしますとのことです)

hiro

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ